2008年 01月 06日
結局・・・届いたその日に読みきってしまいました~。
ダンナが夜遅く帰ってきた時、パソコンに向かってうずくまりスピの曲を聴きながら一心に本を読みふける私の姿に少々ビビッてました。(←異様な雰囲気が怖いと・・!?) 何故パソコンに向かいながらかというと、iTunesで本に出てくる曲ひとつひとつをBGMにしながら読んでいたから! 少しづつ、暇な時に、ゆっくりと味わって読んでいこう♪って思っていたのに、ページをめくる手を止めるに止められず・・・。 白いふわふわの『スピッツ』の時は、インタビューが中心だった気がするけど(←これ、不覚にも日本の倉庫に置いてきてしまったのだ。)、今回は意外にもメンバーそれぞれの「語り」が交互に綴られていました。・・・・・正直なところ、「ホントにコレ、メンバーが書いたのかよっ?」って思ってしまったのも否定できませんが(笑)、まぁ、その辺は置いておいて。。 とにかく!! またその「語り」という形態が、効果的に私の気持ちを盛り上げてくれるんですよねぇ。。(≧∇≦) 内容的には今までのスピにまつわるイロイロのおさらい。って感じだったけれど、こうやってちょいと小説風?になっているのはドラマチックですっごく楽しいのです。 今まで何度もインタビューや会報で読んで大体はわかっているつもりだったけど、プロデューサーの笹路さんと別れた後のマサムネが、切なくて切なくて・・・・。(T_T) (←変な意味じゃないよ、誤解のないよう。笑) あと、私はロード&スカイの高橋社長が個人的に大好きなので(どんな人か知らないけど。笑)、こういう振り返り話には必ず登場するので嬉しい。高橋社長に限らず、スピッツの周りには素敵な大人が沢山いたんだなぁ。そして、スピッツも素敵な大人になったんだよなぁ。。しみじみ。 私は初期三部作と1/2が特に大好きなんだけれども、でも、もしスピッツに「クリスピー」での変化が無かったならば、私がスピッツに出会うことも無かったんだろうな。って思ったり、もし、自分が初期からのファンだったら「クリスピー」を経てもずっとファンでいただろうか?なんて自問してみたり。笑 この本では特に「音」に対するコダワリが沢山書かれてました。ミックスダウンという単語が文中に飛び交っていました。私は「音」そのものに対してはまったく鈍感なので、今まで何となく聞いていましたが、確かに、『インディゴ地平線』や『フェイクファー』のあたりのメンバーの苦悩していた‘音’については私も感覚ではわかるけれど、こうやって明確にどういう風に違うか。っていうのが書かれていると、「おお!そういうことだったのか!」と妙に納得。 たとえば、「スーパーノヴァ」(p.228)の部分。 あと、p.225を読みながら「魚」を聞いた時の‘リヴァーヴ感’とか!! (←って何か判ってないけど。笑) また一枚目からじっくりじっくりスピッツを聞いてみたいなぁ。。 スピッツファンの人なら、絶対に読んで損はない1冊です。(当たり前だけど) ・・・・装丁も重みがあって、すごく素敵だし。 星空を今すぐ見上げたくなるような。 それにしても・・・、もう、ツアーはじまっているんだよね。 チケット入手している方、めいっぱい楽しんできてください!! で、私に幸せな気分をおすそ分けしてくださいね~~~。(^o^)/~ いつもながらスピになるとありえないほどの長文・・・・。失礼しました。
by canal-city
| 2008-01-06 23:00
| スピッツ大好き。
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